こんにちは。2018年2月からパチンコ規制が大きく変更されました。
そして、2019年2月から規制緩和、継続率上限65%変更が予定されているとのことです。
今後のパチンコライフに活かす参考になればと思います。
2018年2月の規制について
まずは、2018年2月の規制について振り返ってみましょう。検定試験時の出玉率、設定、上限大当たり出玉に変更がありました。
こちらでも詳しく書いてます。

検定試験時の出玉率と計算方法
検定基準に4時間が加わり、出玉率は40%超~150%未満です。金額にすると、約5万円(12500個以下)の勝ちに抑えらています。
出玉率とはなにか?
出玉率とは、「払出出玉/払入出玉」です。
4時間遊遊技するとしましょう。払出出玉は、パチンコ機から得られる出玉です。払入出玉は、パチンコ機に入れる出玉です。
パチンコの発射玉数は、1分あたり100玉で作られています。そのため、最大1時間(60分)あたりに100玉×60分=6000玉です。4時間だと、6000玉/時間×4=24000玉です。これが払入出玉になります。
払出出玉はどうなった?
2018年の規則では、4時間あたり150%までの払出出玉ができるため、最大24000玉×150%=36000玉出せます。
勝ち分は、36000玉-24000玉=12000玉となるため、5万円未満の計算となります。
上記の計算には、ヘソでの払戻玉や、ポケットでの払戻玉を考慮していないです。この規制により高速で多くの出玉が出ることは少なくなりました。
最低出玉率とはなにか?
ちなみに2018年の規則では、最低出玉率が試験に追加されています。
改正前だと6000玉ノーヒットのパチンコはOKでした。新規則では1時間なら33%なので、6000玉×33%=1980玉は払い出さなければなりません。
そのため、大当たりはしやすいパチンコ機になっていると言えます。(実際のホールに登場してみてからでないとわかりませんが…)
出玉対応した新規則機・第一弾は、サミーさんから登場する「P宇宙戦艦ヤマト」のようです。導入後の出玉に注目です。
設定付きパチンコが可能に
設定付きパチンコが可能になってます。
これによって当たり確率が付けられるようになりました。
設定次第で勝ち負けが決まるというスロット要素も、パチンコに入ってきます。
▶【設定付きパチンコとは】新基準の設定付きパチンコ情報をまとめます
大当たりの上限について
1回の上限大当たりは次の表のように変わっています。
日付は、保通協(パチンコ台を検定する協会)の検定通過日です。
~1/31 | 2/1~ | |
ラウンド数 | 16R | 10R |
カウント数 | 10C | 10C |
賞球 | 15個 | 15個 |
出玉 | 2400玉 | 1500玉 |
実質出玉* | 2240玉 | 1400玉 |
*実質出玉=ラウンド数×カウント数×賞球数
(例)10R=10×10×14[賞球から入賞出玉1個を引く]
最大出玉が2400玉から1500玉に減少します。900個(4円なら3600円分)の差があります。これは結構大きな変化です。
2019年2月の規制緩和について
前置きがだいぶ長くなってしました。今回ウワサとなっているのは、確変継続率(実質継続率)の上限変更です。
今は65%ですよね。この65%の上限が変更される見込みとのことです。何%までOKかはまだ不明です。
(追記)確定しました。以下に説明します。
「確変継続率65%以下」が削除
日本遊技機工業組合のパチンコ機内規から「確変継続率65%以下」が削除されたとのこと。これにより、確変継続率が65%超のパチンコ機が作れます。
出玉上限の規制はあるので、射幸心をおさえたパチンコ機であることは間違いありません。
【まとめ】新規制でパチンコ業界はどうなる?
筆者としては、継続率65%の上限変更は良いと思います。最大出玉制限もあるので、射幸心をおさえつつ、パチンコ機の多様性を保てると期待しています。
それ以上に、パチンコ機の多様性を今後も保てるようになることは、業界全体として、嬉しいことではないでしょうか。
メーカーの方は、各規制への対応が大変かと思いますが、今後もユーザーが楽しめるパチンコ機を開発し続けてほしいです。