またもやパチンコ新規制のニュースが飛び込んできました。
出玉を現在の3分に2程度に抑える
ギャンブル依存症対策として、パチンコの出玉規制基準を定めている風俗営業法施行規則の改正案をまとめているとのこと。
ただでさえ、2016年末に旧MAX機(大当たり確率1/399)が撤去され、確変突入率が65%にまで下がったというのに、「それはないぜ~」という大多数のユーザーの声が聞こえてきます。
現行の出玉規制では、「1時間の出玉は発射した玉の3倍未満」、「10時間の出玉は発射した玉の2倍未満」などと定めています。改正案の出玉規制では、「1時間の出玉は発射した玉の2.2倍未満」、「4時間の出玉は発射した玉の1.5倍未満」、「10時間の出玉は発射した玉の1.3倍未満」となる。これは、標準的な遊戯時間を4時間とみて、遊戯中に純増する出玉が5万円(1玉4円とした場合)を下回るように設定しているようです。
また、大当たり1回の出玉上限は、現行の2400玉から1500玉に減らす規制をかける可能性も示唆している。
さらに、ユーザーがパチンコ玉に触れない「封入式遊技機」の導入も考えているとのこと。
もうこれはパチンコではない。
パチンコやスロットをしに行っているのに、玉やメダルに触れなくなったらゲームをしているのと同じでは?封入式だけはやめていただきたい。
これらの規制はギャンブル依存症対策になるのか?
多くの業界の方が、出玉規制は依存症対策になるのか疑問を抱いているとのこと。当運営部も出玉規制をしたとしても、本当に身を滅ぼすほどの依存症の方は減らないと考えています。むしろ様々な面に悪影響を及ぼすと考えています。
パチンコはギャンブル依存症になるという点だけを見るのは良くない。もっと多角的にパチンコを見てみるべきだ。
パチンコ店に行くことを想像してみてほしい。
どうやってホールに行く?
歩いてホールに行くかもしれない。自転車で行くかもしれない。もしかしたら公共交通機関で行くかもしれません。もしそうだとすると、まずバス代や電車代を支払うことでその会社の利益を生み出す。
さてホールについた!
「いらっしゃいませ~」元気の良い声。
そこにはホールで働いているスタッフがいる。接客をするスタッフだけでなく、掃除をしてくれているおばちゃんもいる。ホールでマイクをもって盛り上げてくれる女の子たちもいる。そこで働いている人の雇用を生み、彼女たちのお給料を生み出している。
いよいよ打ち出し開始!
そこには楽しいパチンコ台がたくさんある。いう間でもないが、パチンコはメーカーが必死に働いて作っている。知人に開発の方や工場の方がいるが彼らは本当に毎日忙しく働いている。 そして彼らには家族がいて家庭を守っている。
パチンコのコンテンツが新たなコンテンツを生み出す。
良い例が2008年に発売された初代のCR牙狼だ。当初はこのコンテンツを知る人は少なかった。しかし、パチンコ台になりV入賞即当たりで82%の継続率という素晴らしいスペックでパチンコファンを虜にした。ご存知だと思いますが、パチンコ台になるとコンテンツの提供元は版権収入を得ることができる。牙狼が爆発的に売れたことで、新しい牙狼のパチンコ台、そして新シリーズのTVドラマ、そして映画までも撮影するほどの予算を生み出したんです。さらにはそこで働く人のお給料や新たな雇用も生み出しているはずです。
このようにパチンコは多くの雇用や収益を生み出していることがわかります。
そして多くの人を笑顔にしていることも確かです。
パチンコ好きの皆さんは、他の人がゴルフをしたり、映画を見たり、買い物したりするのと同じようにパチンコを楽しんでいるのではないでしょうか?そうだと思います。
国が出しているレジャー白書にパチンコが記載されているんだから、もうパチンコはレジャーです。
そうであれば、パチンコ好きなユーザーの多くが楽しめるような規制にしていってもらいたいと改めて思っています。